豊田スタジアムで、Jリーグ実況。J2リーグ第41節、名古屋グランパス対ジェフユナイテッド千葉は、0対3でグランパスが完敗。
この様子は、愛知県豊田市とみよし市のコミュニティFM、エフエとよた(ラジオ・ラブィート)の中継番組「GRAMPUS BEAT」でオンエアされました。
マッチデープログラムの表紙は、佐藤寿人選手。この人がグランパスに来てくれたことも、ここまでチームがまとまった要因のひとつだ。
試合前に、iPhone のポートレートモードを試したくて撮ってみた。おお、これはなかなかよいものだ! ついでに、バーチャルメーキャップアプリで加工。この顔はボクのようでボクではない……のか?
ジェフの印象は昔から「ガツガツくるなあ」というものだった。さすがマスコットは秋田犬。ボールに向かって突進してくる感じ。
そのイメージはきょうも健在。前半の開始直後から、グランパスがボールを持つと、やや遠い距離からでも体を入れてボールに向かってくる。
ファウルすれすれの悪質な……とは言わない。ボールに対する執念。ジェフはJ1昇格プレーオフへの望みが残っている。そのモチベーションもある。
正直、グランパスから見たら「今のファウルじゃないのか……!」というシーンも何回かあった。ただ、それもジェフの速い動き、やや遠い距離からボールに向かっていることが起こしているのかも。
逆に、グランパスにその執念がもう少しほしかった。いや、あったんだろうが、ジェフの方が完全に上だった。グランパスに何もさせない展開。完全に抑え込まれたグランパスは、次の攻撃プランが立てられない。
前半は両チーム得点なし、54分にラリベイ選手がゴールを決め、63分に為田選手、65分にはまたラリベイ選手がゴールを決める。
解説の渡辺訓兆さんは、グランパスの左サイドが気になる、と前半からおっしゃっていた。その指摘が的中。後半はそこをジェフに攻められた。
リードしたジェフは、うまく時間を使ってグランパスを追い詰めていく。もう、こういうのが本当に、憎らしいほど、うまい。
グランパスが攻撃していた印象は、まったくなかった。完敗、とはオンエアでは言わなかったけど、その表現を使ってもよかった。
これぞジェフの攻撃、というのを見せつけられ、グランパスは沈黙。工藤静香さんが、あらためて「MUGO・ん…ジェフっぽい」って曲をリリースするんじゃないか……というフレーズを狙ってはいたけど、さすがにハマるシーンがオンエア中になかったので、ここで書き残して供養しておこう。
この試合が今シーズンのホーム最終戦。セレモニーもあんまり、笑顔はない。
でも、J1昇格プレーオフがある。グランパスの絶対に負けられない戦いは、あと3つ。
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