午後、会計事務所で打ち合わせ。確定申告は自分でしていましたが、今はもっときちんとやるために力を貸していただいています。

昔、坂本龍一の「SELDOM-ILLEGAL 時には、違法」という本を読んだときにこんなことが書いてありました。

いままでぼくは自分の収入も知らなかった、税金いくら払っているかも……。だから最低、お金の流れだけはこれからは頭に入れとかなければいけない。

当時ボクは大学生だったかな。ここを読んで、自分もきちんと管理しなければいけないと思ったのです。お小遣い帳からはじまり、その延長で確定申告もある程度勉強しました。根本的に好きみたいね、こういうのが。その割に、貯金はありませんけど。

そうそう、この本にはこんなことも。

AKIもぼくもプロデュースというワープロを持ってて、それは電話回線で世界中どこでも連絡できるのね、ワープロ上で。通信のアダプターをつけると、コンピュータの通信ができるわけ。

当時プロデュースというワープロがすっごく欲しくなりました。世界中どこでも連絡できるというところにとても魅力を感じたのです。数年後にインターネットが現れ、以後なくてはならないものに。振り返ればこの頃から「個人で仕事をする方法」というのを考えていたのかもしれないなあ。

いつもの喫茶店でメディアスエフエム「ラビットマンショー」の準備をして、事務所で読み方のレクチャー。島田紳助が「笑いはキーの高さだ」と言っていますが、言語表現もキーの高さが大事。ここのキーにはまれば、気持ちいいっ! というのがあります。人それぞれ、早く自分の気持ちいいところを見つけて欲しいものです。実は、そのキーは意外と高いんですよ。