TOHOシネマズ東浦で「キングスマン:ゴールデン・サークル」を観る。期待通りの作品だった! 品があって、でも下品で、グロくて、適度にふざけてて。

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映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』公式サイト 大ヒット上映中!

謎の組織「ゴールデン・サークル」によって、ロンドンにある高級スーツ店を隠れみのにしたスパイ組織「キングスマン」の根城がつぶされてしまう。残ったのは、以前スカウトされて腕を磨いたエグジー(タロン・エガートン)と、教官でありメカ担当のマーリン(マーク・ストロング)だけだった。二人は敵を追い、同盟組織の「ステイツマン」の協力を求めてアメリカへ渡る。

引用元:映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』 – シネマトゥデイ

期待通りだった!

前作ですっかりこの作品の魅力にハマったボク。この作品が公開されるのをすごく楽しみにしてました。

そして、いきなり「君たちが欲しかったのはこういうものだよね」と言わんばかりのシーン。これぞキングスマン! 「秒でアガる。」っていうキャッチコピーの通りだ!

作る方もそんなことは分かっているから、「次はこの人! いよいよだ! うわー、前作の決めゼリフがきたー!」ってワクワクしてたら、見事に裏切られる。こちらが「あれ……?」って思うやいなや、そっちなのかー! と思わせるカッコいいアクション。やられたー!

本当の品の良さって、下品を内包することで生まれるのかも

その決めゼリフは前作にも出てきた「manners maketh man」。「礼儀が紳士を作る」というように、この作品なりの英国紳士を育て上げるストーリーでもあったキングスマン。品のある作品かと思いきや、グロいユーモアもあったりする。こういうタイプが苦手な人もいるでしょうね。でも、それも上流階級のたしなみとも言えなくはないかなあ、と思いました。

品のある人格を作るためには、逆のことも分からないといけない。それが、人間の器のを大きくすると言えるのかもしれない。

考えてみれば、イギリスのコメディーには「モンティ・パイソン」のようなタイプのユーモアもあるわけです。この作品で「下品だなあ、グロいなあ」と感じるのも、イギリスという土地柄を的確に表しているのかもしれません。

師弟ものでもあり、バディものでもある

「キングスマン」って、師弟ものでもあり、バディものでもあるんですよね。男同士のコンビが持つ萌え感、というか、呼吸が合っている感じが画面から伝わってくるのも、魅力のひとつ。

そして、スパイものならではの武器の数々も健在。傘の武器は、ゲーム「スプラトゥーン2」にも出てきますよね。バットとボールが、あんな道具になるとは思わなかった!

期待通りの作品でした。こう思ったのは前作を観ていたからだし、前作の続きという色合いも強いので、そちらも観ておいた方がいいかもしれません。いや、むしろ前作を観ておいて、キングスマンの世界にどっぷりハマってからの方が、より楽しめると思います。