109シネマズ名古屋で「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」を観る。とにかく、最高の体験をした作品だった!
それぞれ異なるパワーを持つインフィニティ・ストーンが六つそろうと、世界を滅ぼせるほどの力が得られるという。アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)、スパイダーマン(トム・ホランド)らアベンジャーズはほかのヒーローたちと共に、インフィニティ・ストーンを手に入れようとたくらむサノス(ジョシュ・ブローリン)に立ち向かうが……。
ストーリーが破綻せず、絶妙のバランス!
ほぼ全員、主役を張れるキャラクターですよ。現に、何本も作られてるじゃじゃないですか。「アイアンマン」とか「キャプテン・アメリカ」とか「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」とか。新しいところでは「ドクター・ストレンジ」とか「ブラックパンサー」とか。
そういう奴らが集まるなら、我の張り合いで「俺が俺が」となってしまって、脚本が崩壊すること間違いない。あ、これは俳優の性格ってことじゃなくて、キャラクターが、ね。
つまり、あのキャラクターで話を引っ張ってったら、こっちのキャラクターが宙ぶらりんになってしまう、ってこと。
主役は物語の筋を進めるから、主役。サブに回るのは難しい。そんなことを簡単にやっているようにみせているのが、この作品。
どの時間も、捨てシーンがない。ちょっと物語が停滞してるなあと感じるところが、まったくない。それでいて、すべてのキャラクターが動いているなんて……! なんて脚本だ!
お気に入りのキャラクターが登場した瞬間に、歓声が上がる。……あ、いや、ホントに声を出してはいけない。心のなかで「キター!」と、大声を上がる。ボクにとってそれはガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のメンバー。
この作品も、彼らが出ているシーンでは予想通りユーモアだらけで進んでいく。しかも、そこにソーが加わるんだから。文字通り、夢のコラボレーション。
意外とハルクも、そんな印象だったな。まあ、彼の場合は知らないことも多くなってるからねえ。浦島太郎状態でしゃべるセリフが、たまに空気を読んでない感じになるのがおもしろい。
サノスがそんな感じに描かれるとは、まったく予想してなかった。そして、ラストの展開。おいおい、この状態で1年待たなきゃいけないの? つらすぎる!
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