しかしまあ、ビックリしますよね。一回決まったものが無効になるんだから。
一度負けたと思った、あるいは勝ったと思ったのに「ごめん、もう一回やり直し!」となった時の心境はいかに。
天皇杯の2回戦、名古屋グランパス対奈良クラブは延長まで戦って1対1の引き分け、PK戦を奈良クラブが制したという、ジャイアントキリング。
J1のチームがJFLに負けるという衝撃。まあ、本来は「延長戦を戦って引き分け。でも、どうしても決着をつけなければいけないからPK戦」ではあるんだけど。
それでも、J1にいるチームなんだから、力の差はあるだろう、スッキリ勝ちなさいよ、と思ってしまうのは、正直なところ。
PK戦で、蹴る前にフェイントをしたんですって。やり直しになったんだけど、ルールが変わってて、本来は失敗にしなければいけなかったらしい。
後日、審判の資格を持っている人が「あれって、本来は失敗にしなきゃいけないルールじゃないんですか?」と問い合わせた。
審判をする人って、常に勉強してるんですよね。ボクはいろんなスポーツ実況をやってますけど、ドッジボールの実況やった時、審判のみなさんが常にルールの確認をしていたのが印象的。バスケットボールも、そうだったかな。
たぶん、どんなスポーツも、審判のみなさんは常にルールの確認をしてるんですよね。それでも試合でなにかあると批判の矢面に立ってしまって……。大変な役割だ。批判するにも、敬意を入れながらやらないといけないね。
さて、名古屋グランパス対奈良クラブはPK戦のやり直し。それだけのために集まって決着をつける。詳しいことはこれを書いている時には決まってないけど、無観客でのPK戦になるんだろうか。それはまた、選手たちは気持ちを作っていくのは、難しいなあ。
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