岡崎市民球場で、高校野球実況。東海南高校と愛産大三河高校の試合は、11対1、6回コールドで、愛産大三河の勝ち。
チーム力の差、って言ってしまうと終わってしまうんだけど、その言葉がぴったりはまってしまう試合だった。
東海南高校は、1点を取られたあと同点に追いつく。シード校の愛産大三河高校に対して互角に戦っていた印象の、東海南高校の序盤。
しかし、強豪校と言われるチームは、力が違う。打球の勢いや、飛ばす力。練習ではなかなか経験できない、強い打球が来た時には反応がどうしても遅れていたし、フェンスまで飛んだ時のクッションボールの処理なんかも、グラウンドでは練習できない。
そのあたりが、徐々に点差となって現れる。4回に3点、5回に1点、そして、6回に6点入ったところでコールド成立。
ひとつ上のレベルを目指すには、練習環境も大事なんだなあと思った試合だった。とは言え、プロ並みの練習環境を整えることだけが、高校野球の目的ではないことも分かる。高校野球、とひと口に言っても、それぞれが目指すものがあるんだよね。
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