一日、メディアスエフエム。
生放送は3時間なんだけど、半分過ぎたところで、妙な感じに襲われる。しゃべってるんだけど、それをもう一人の自分が見ているような浮遊感。飛んでいってしまいそうな自分を、さらに自分が必死に押さえている。しゃべってる自分、浮遊して俯瞰で見てる自分、それを必死に押さえる自分。
なるほど、これが調子のいいしゃべりか! 「最高に調子がいいと、しゃべっている自分をもう一人の自分が見ているときがある」と聞いたことがあるぞ。とうとうボクもこここまできたか!
でも、それにしては、何か違う。なんだ、このふわぁ~っとした感じは。この感じ、どっかで味わったことあるぞ。そう、朝から何も食べてないときの、あの感じ…。あ、そうか。調子がよかったわけじゃなくて、単にお腹が空いてきたのか。
きちんと昼は食べたけど、メニューを変えたのが失敗の原因。やっぱり、同じメニューにしとけばよかったな。イチローが毎日同じメニューを食べて試合に臨んでる理由をちょっとかいま見たような気がした。イチローもボクも、仕事をしているということでは同じ。決定的に違うのは、収入の額だね。
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