内なる声が「逃げてー! 逃げてー!」と叫んでいるような感じなので、逃げることにする。朝6時45分、名古屋を退却。
高速バスを使って来たのは、大阪。新幹線でぴゅっと来るのもいいけど、こうやって高速バスを使ってくるのも好き。名神高速の吹田インターを降りると、太陽の塔がお出迎え。万博公園では紅葉まつりやってるのかあ。行きたいなあ。
大阪モノレールの千里中央方面に向かい、新御堂筋に入ると、広がるのはニュータウン。国道と北大阪急行南北線が併走し、ビルとマンションがそびえ立っている。かっこいいなあ。大阪へは高速から来るのが一番楽しめるんじゃないだろか。そのかわり、すごく道が混むけどね。
JR大阪駅から地下鉄四つ橋線の肥後橋駅で降りて、大阪市立科学館へ向かう。途中土佐堀川を渡ったので、一枚。
科学館に来たのは、復刻された「学天則」が見たかったから。1928年に「東洋初のロボット」と言われたものがことしの4月に復刻され、7月から 一般公開されました。当時の「學天則」をつくったのは大阪毎日新聞の論説員学芸部顧問だった西村真琴さん。そのお子さんが、水戸黄門を演じた西村晃さん。
入口前にあるって調べておいたけど…あった!
なんか、ちっちゃいなあ。もうちょっと近くで見てみる。
顔は、様々な民族のよいところをあわせ持っているそうだ。
1時間ごとに、動くらしい。次の時間は…え! 5分後! ラッキー! 動画を撮影するスタンバイをして、待つこと5分。学天則、動いた!
いいタイミングだった! 満足です。
次の目的地は、ことし2度目の通天閣。地下鉄のどの駅で降りよう…。地図を見ると、御堂筋線の動物園前駅で降りれば一番近そうだ。あ! ちょっと 歩けば、天王寺区と阿倍野区も制覇できる! 今回も携帯の地図アプリを立ち上げて、行ったところを塗りつぶしています。動物園前駅から近鉄阿部野橋駅前ま で、ちょっと寄り道。
地下鉄御堂筋線の動物園前駅から、北へ。おお、これがジャンジャン横町か!
おおおおーっ、スマートボール!!
昔の雰囲気を今も残している感じがするなあ。さて、通天閣は…。確かこっちのほうに…。おっ!
づぼらや・ビリケン・通天閣! これぞ大阪を現す最強の布陣! 完璧だ!!
あらためて、通天閣を近くで。
通天閣に登る。2階までエレベーターで上がって、そこから入場券を買う。係の人に案内されて、さらに別のエレベーターで5階へ。エレベーターが動き出すと、中が暗くなって、天井に月が浮かんだ! 不意打ちだったので、写真撮れず。きれいでした。
5階につくと、とてもいい眺め。こっちは、天王寺だ。遠くに、さっきいた阿倍野が見える。
こっちは、阪神高速松原線。
右下の黄色い看板…。さすが商売上手!
通天閣といえば、ビリケン。今のビリケン像は、1980年に復活が決まったもの。2006年につくられた平成のビリケン像と、2体仲良く並んでました。
ビリケンさんの足の裏をなでると願いを叶えてくれるそうで、特に縁談と受験にご利益があるそうです。1980年からずっと足の裏をなでられてるから、すごいことになってる!
縁談と受験に特にご利益があるそうだけど、あらゆる願いを叶えてくれる、なんでもござれの福の神。絵馬もこんな感じ。
自分がビリケンになってみるもよし、通天閣になるもよし、串カツになるもよし。
通天閣、十分楽しみました。ただ、新世界にあるおいしそうなお店に入るのは、次回の楽しみにします。楽しみはまだとっておかないと。
と、まあここまでは普通の旅のようだけど、ここからおかしなことを始める。通天閣からJR大阪駅まで、歩く。ええ、歩きましたとも。ひとりで、もくもくと。その様子はいずれまた、違う形で。途中雨が降ってきて、大変だったなあ。
2時間くらい歩いたんでしょうか。JR大阪駅に着いたときのうれしかったこと! ついでに、大阪・梅田近辺を探検。ロフトに寄って「ほぼ日手帳」売り場をチェック。あ、ホントだ。名古屋のロフトにはないプリントカバーが売っている。でも、ベージュ・ドットとグリーンギンガムしか見あたらなかった。あとの4種類は売ってないのかな。
ボクが見ている横から「ほぼ日手帳」を手にとってレジに持って行く人が続々。20分くらい売り場にいたけど、4人が持って行った。
お好み焼き食べて、ひと息。夜7時20分発の高速バスに乗って、名古屋に出陣。
JR名古屋駅の前を通ったのは、夜10時20分。きょうからタワーズライツが始まったという情報を聞いてたけど、点灯は夜10時まで。消灯の時刻はとっくに過ぎてるぞ! 早く寝なさい! と言われているようだ。
以上、朝6時45分から、夜10時30分までの、弾丸ツアー。あしたからまた、いつもの日常。
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