ここ数日、なぜかCDのリッピングに目覚めて、手持ちのCDをちょっとずつ
iTunes で聞けるようにしてるんだけど、mp3 と AAC 、どっちがいいんだろうと
調べていた中で見つけたサイトをここにリンクしときましょう。
音楽配信が身近になりつつある中、CDの音のクオリティーを超えて
配信しよう、という試みです。もともと、ミュージシャンはCDの音質を超える
クオリティーで音楽を作ってるんだって。それをCDの規格に合わせちゃうから、
レコーディングスタジオで聞こえてたブレスがカットされてしまうことも
あるらしい。へええ。
「今の音でも十分じゃん」という声もあるでしょうが、いい音を追求していく
プロなら「そうなんだけど、やっぱりいい音で聞きたいじゃん」という気持ちは
あるよね。プロってのは、究極を求めつつ、どこかで妥協して
作業してるんだなあ。ボクもねえ、一緒にするなって言われそうだけど、
あるんです、こういうこと。
例えば、ナレーション録ってて「あ! 今のサ行の音、クリアに出てない!」って
言った瞬間に思うのね。もう一回やり直したいって思うこともあるけど、
そんなこと言ってたら、仕事が前に進まない。ある程度のクオリティーがあれば
OK、って自分で割り切らないと、どんどん究極を求めていっちゃうから。
もちろん、まったくダメなレベルのものは出しませんよ。…なんて言うんだろう、
OKテイクになったけど、自分の理想のものとちょっと違っちゃった、
っていう感じかな。だからこそ、イメージしたものをパッと出せるように
練習するんだよね。そういう話を知って、ああ、やっぱり自分の究極を
求めていかないといけないなあ、それがいつでも出せるように
もっと練習しなきゃなあ、って教えられました。
…それはさておき、携帯電話でも音楽を聴くことができるけど、機種によって
音が違うから、それぞれに対してバランスとってるんだって。
じゃあ、機種変更したら、音楽データ持っててもいいバランスで聞けない
場合もあるんだ! やっぱすごいなあ、クリエイティブって。
究極を求めて、それをどう落とし込むかにおもしろいところがあるんだなあ。
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