声は戻りつつあるけど、本調子ではない。それでも一日、メディアスエフエム。

番組でも何度か言ったんだけど、風邪を引いたんじゃないんです。熱はないんです。喉も痛くないんです。そんなとき特有の、唾を飲み込むと感じるピリっとした痛みはないんです。関節も痛くないんです。とっても元気なんです。声以外は。

鼻の奥、正確に言うと軟口蓋の奥のほうが腫れている感じ。その辺の機能が低下してるから、膿が溜まってる感じなのかな。そこがふさがってるので、声が抜けてくれない。

ならば発想の転換。低い声だけを使って3時間生放送。ダメージがあるところを使わずに声を出す。すると…あらまあ、なんて低い魅力のある声だ! ちょっと艶はないけれど。この声、イケる! これからこの声使おうかなあ? 真面目な話、いつも以上にお腹を使って声を出してるから、発声法としても間違ってないと思うし。番組後半、ちょっとテンションが上がっちゃったらあっという間に口説ける声から魚河岸の大将の声に。危ない危ない。

帰り道、お医者さんに言われた「疲れが声に出て、休めって悲鳴を上げてるんですよ」という言葉を振り返る。うーん、しっかり休んでる、というか、疲れてるつもりは全然ないんだけどなあ…。でも、体がこういうサインを出してるってことは…。あ、そう言えば体が一瞬クラっとすることがあったような、なかったような…。どんどんマイナスに考えが向かっていく。一回棚卸し作業をしようかな。