カラオケボックスに行ってきました。何年ぶりだろう。カラオケは2年近くぶりになるけど、その時はカラオケボックスじゃなかったから、相当前になるな。だって、選曲する端末が大きくなって、ごっつくなってるのにビックリしたんだもん。もっと小っちゃかったよね?

だいたい、ボクは歌本世代。一番行っていた頃は歌本をパラパラめくっていたのが楽しかったもん。めくっているうちに「あ、これ歌いたい」っていうのを発見して選曲するってこともあったなあ。今じゃモニターの前に積まれたまんまになってるようで、汚れてもなさそう。

自分の声の質では、ロックにならないのです。どんなものを歌っても大江千里さんっぽくなる。一緒に行った人からは「声優が歌ってるみたい」と言われました。ま、そうなるよな、十何年も声の仕事をやってりゃ。

周りが真剣に歌うので、ボクもメロディーを感じながら手で上下させて音を外さないように歌う。パフォーマンスだけで見たら、平井堅さんみたい。まるでカラオケ道だ。

そのうち、録音機材を出してきて簡易レコーディングスタジオに。ボーカルだけを録って、あとでミックスするんだって。ボクも録ってもらった。出来上がりが楽しみなような、そうでないような。ある意味、これまでの仕事の技術の集大成みたいなもんだからね。ある程度のクオリティがないと、ちょっと恥ずかしいかも。