吾妻ひでおの「失踪日記」を読んだんだけど、
あぶなかったあ。ちょっと疲れたときに読んだんで
この本の持つパワーに持って行かれましたよ。
「あー、なんかきょうはもう何もしたくない…」と脱力感。
なんだったら、いっそこのままいなくなっちゃおうかな…。
実際に作者が失踪して家のない生活をするエピソードや
アル中になって入院したときのエピソードが軽いノリで
書いてあって、そこはさすがマンガ家なんだけど
そこで繰り広げられることは笑えないですからね。
失踪する原因は無茶なスケジュールを強いられたことに
あるとボクは解釈しました。それに加えて、
自分は好きなことをしたいのに商売上許してもらえない
ストレスも拍車をかけたんだろうなあ。
おもしろかったけど、ひょっとするとダークサイドに
落ちるかも。気をつけてください。ボクはそのあと、
ご飯食べたら、いなくなろうかなって考えてたことなんて
すっかり忘れちゃったけどね。
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