営業職をやってる人はえらいなあ、と思います。
いろんな人にあってお願いして、自分の会社の商品を
買ってもらって…。生産部門とお客さんとの板挟みなんて
しょっちゅうあるんだろうなあ。頭が下がります。
さらに「飛び込み営業」ですか? こちらから乗り込んで
売り上げにつなげていくこともあるんでしょ? ボクは
そんなの非効率じゃん、どれだけの効果があるの? なんて
思ってたんですね。でも「御社の営業がダメな理由」という
本を読んで、それが間違いだってことに気づきました。
要は、確率の問題。成約率が同じなら、分母を多くすれば
分子もそれに連れて大きくなるんですね。むしろ断られて
あたりまえくらいに思ってアプローチを多くすることが
売り上げを上げる方法なんだね。営業職かあ…と
悩んでる人は気分が楽になるかもしれない。

…これ、ある意味、ナンパにもあてはまりませんか?
数を打つことが大事ってのは。スナイパーライフルで
遠くの目標を確実に射止める、ってのはけっこう
効率悪かったり…しませんか? と話をいろんな人に
振ってみよう。

御社の営業がダメな理由
藤本 篤志
新潮社