ショッピングモールやデパート、シネコンやパーキングエリア…。ほとんどの公衆トイレの洗面台には、手をかざせば水が出てくる。あれ、ボクは怖いです。初めて行く所では、怖くてなかなか手が出せない。どうか改善してほしいと思うのです。

歯の定期健診に行く前に、途中のドラッグストアで歯ブラシと歯磨き粉が入ったトラベルセットを買って、目的のビルへ。そこのトイレの洗面台を使って歯を磨かせてもらいました。ひと通り磨き終わって、さて口をすすごうとした時ですよ。

コップは持ってなかったので、手ですくって口に水を含もうと手を伸ばす…と、ここで恐怖感が。こういう時に、怖いんです。初めての場所では、手をかざしたら、どのくらいの水の勢いが、どのあたりの場所に出てくるのか、まったく分からないじゃないかっ!

手を思いっきり奥の方にかざさないとセンサーが反応しない所もあったり、逆にそのイメージで手をかざすと、意外と手前で反応して水が出て、袖口を濡らしたり。いつも行く所と同じ調子で手をかざすと水が出なかったり、ここで出るのか? と、いつもこわごわ手を突っ込んでます。

手前から徐々にかざしていく。ここかな…? あ、もうちょっと先かな…。まだかな…。ここか…? うーん、もうちょっと右か? 左か? と、微調整。ポイントに当たっても、水の量がどれくらいなのか想像できない。勢いがあるのとないのでは、これまた水が流れる場所が違ってくる。水が出てくるまでは気が抜けません。

今回も微調整しながら、この洗面台のセンサーが反応するポイントを発見。袖口を濡らさないですんだ。でも、予想外だったのは水がシャワー状に出てきたこと…。それは想像できなかったぞう。

なので「この位置に水が出る」ってのを色つけておいてくれませんか? 洗面台に、ぼんやりと。あんまりはっきり色つけちゃうと、そこに絶対手をかざさなければ…と、また変なプレッシャーがかかるから、ほのかに、ぼんやりと。意外と喜ばれるんじゃないかなあ。