なぜメモをとらない若手社員が増えているのか」という記事を読んで思ったのは、仕事でメモを取る発想が頭の中にないのかも。ボクもそうでしたから。

なぜメモをとらない若手社員が増えているのか|イマドキ職場のギャップ解消法|ダイヤモンド・オンライン

「集中したいからメモを取らない」というのはうーん…と思うけどね。でも、新入社員がメモを取らないのは、そういう思考回路ができていないから、ということもあるんじゃないかなあ。

ボクが「メモを取ったほうがいいよ」と言われたのは、東海ラジオの仕事をさせてもらうことになった時。先輩からの引き継ぎを受ける時でした。先輩の頭の中には、ボクに「あれも教えて、これも教えて…」と、項目がいろいろあったのでしょう。ボクはそんなことは分からないから、メモを取ろうとはしなかったんです。で、言ってくれたんですね。

教えられる側としたら、どれだけの工程を伝えられるのか分からない。3つかもしれないし、20個かもしれない。20個だったら、メモを取ろうと思うかもしれない。なので、教える側は「たくさんのことを伝えなければならないので、メモを取ってください」と言うことで初めて気づく人もいると思います。

あと、メモを取ったことがない人はどうやってとったらいいのか分からないってこともありそうです。キレイな字で、文章化して…なんていうものがメモだと思っていたら「逆に書くことに集中しちゃって…」ってことになるよね。箇条書きでいいから、とか、自分がわかる字でいいから…とか、伝える必要があるかなあ。

そういう習慣がないのなら「そういうものだよ」って教えるのも先輩の役目かもしれません。逆に「うるさい! 俺の背中を見て学べ!」っていうやり方もアリだと思うけどね。