久しぶりに「水曜どうでしょう」のサイトを観に行ったら、おもしろい本が出ることを知りました。「結局、どうして面白いのか ──「水曜どうでしょう」のしくみ」。おー! 買う買う! 楽しみー!

番組ファンなら、名場面はハッキリ覚えてる。ボクも「ここをキャンプ地とする!」とか「おい、パイ喰わねえか」「小林製薬の糸ようじ」というセリフだけで、その時のシーンを思い出して大笑いすることができるし、「だるま屋ウイリー事件」「壇ノ浦レポート」とか、語句になってる名場面もあるもんね。

そんな「水曜どうでしょう」を臨床心理学的に分析する一冊。何度観てもおもしろい秘密が分かるかもしれないなあ。言い換えれば「おもしろさの本質」というか。

なんかおもしろいんだよねえ、と言葉にできないものって、あるよね。それにはきっと、本質的なおもしろさがあるんだと思う。それがブレていなければ、きっとおもしろいんじゃないかな。

ラジオもそうなんじゃないか、と思います。ラジオがおもしろいって人ががいつの時代にもいるってことは、本質的なおもしろさがあるんでしょう。そして、それがずーっと受け継がれているから、今がある。

ラジオが死んでも、ラジオ的なおもしろさは残る、と思ってます。その本質的なおもしろさを持っていれば、別の入れ物に入れても成立するんじゃないかなあ。