今、サッカーJリーグは春に始まって冬に終わってます。これを、秋に始めて春に終わるスケジュールにする案があるんです。計画が浮かんでは消えている「J リーグ秋春制」、結局は地域がサッカーを身近に感じるか、というところだと思うんですよね。

日刊スポーツの「15年Jは3ステージ制?秋春制移行へ準備」という記事によれば、再来年のシーズンを1年半にする案が上がっているようですね。まだ決定ではありませんが。

15年Jは3ステージ制?秋春制移行へ準備 – サッカーニュース : nikkansports.com

今のシーズンの時期をふたつに分けて、上位グループと下位グループでよくシーズンの春の部分を戦う。そして、夏にオフを迎え、秋春制へ、という流れのようです。

雪の多い地域が大変になりますよね。グラウンドを除雪したり、お客さんが座るシートに暖房を入れたり…と、改修するにはお金がいる。そのお金はクラブにはないだろうし、サポーターがスタジアムに集まるのも苦労するだろうなあ。

それを補うのは、地元のサッカー熱が盛り上がることだと思うんです。雪の降る寒い季節でも自分たちが愛するクラブを応援したいという気持ちがあれば乗り越えられるかもしれません。「寒いからサッカーを観に行かない」という気持ちを「寒いけど自分たちのクラブを応援しよう」という気持ちに変えるような仕掛けづくりをしていくことなのではないでしょうか。

スタジアムの改修費用はJリーグも負担するべきだと思います。借金を返していくにはJリーグの収入を上げなければいけないわけで、ここでも「Jリーグが盛り上がるか」がポイントになると思います。

秋春制にするためには、Jリーグが理念を表明して、各クラブもその理念に向かてひとつになることと、サポーターを含めたホームタウンの人たちが自分の街のクラブを愛することが両輪で回ることが理想だなあと思います。