自分の iPhone や iPad がラジオになるんです。天気予報もニュースも読んで、曲も流してくれる。しかも、その曲は自分の iPhone や iPad に入っているもの。最近リリースされたアプリ「Oto-Latte」は、ラジオでしゃべってるボクにとって「やられた!」と思ったものです。
オープニングから天気予報、ウェブの記事の2パラグラフを合成音声で読み、3つ記事を読んだら次のサイトへ。音楽のイントロで合成音声が曲紹介をして、2コーラスくらいでフェードアウトして、次の曲へ。これはもう、ラジオだね。
自分で番組を構成することもできる。提携サイトの記事を読むコーナーや曲を流すコーナーを自由に並べ替えて、自分の欲しい情報とお気に入りの音楽だけが流れるラジオ番組のできあがり。
合成音声が間違った読み方をすることもあるけど、そういうのは固有名詞くらいかなあ。ながら作業をしてても、内容を聞き取ることは難しくない。これはもう、ラジオだね。
合成音声の精度がもっと上がれば、実際のラジオにフィードバックできるよ、これは。ウェブの記事を読むのはどうしてもおかしくなるので、話し言葉にリライトすれば大丈夫。早朝や深夜の放送が合成音声になる日もそんなに遠くないかも。
もちろんラジオからアナウンサーがいなくなるとは思いません。ラジオの役割って、ただ情報を読み上げるだけのものではないから。でも「ここ、機械に替えられますよ」という合理化が、とうとう人間の声にまで及んできたことは間違いないよね。
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