かますことが大事、と思った。恥ずかしがってないで、かましてやればいいんですよ。
ちょっと前まで高校で教えてましたが、その時に自分がやった仕事の話をしました。そうすると、明らかに生徒の反応が違うんですよね。食いつきがいい。生徒の目が全部、こっちを見ていましたよ。
こっちが仕事をしていたって、生徒にしてみたら「有名じゃないじゃん」で終わっちゃうんですよね。「偉そうに授業をしているけど、仕事がないから教えているんでしょ?」なんて思っている人もいるかもしれない。こちらのスキルを見せる、つまり、かましてやることで力を見せるってことで「こんな力を持っている人に教えてもらっているんだ」と、見方を変えてくれるかもしれない。
あと「お手本を見せる」ってことも言えるかもしれないね。参考にしてもらっても否定してもらってもいいんだけど、評価対象を作ってもらうということで必要なことかもしれないなあ。
先生と生徒、という関係ではありますが、表現をするものという同じ土俵に立って、先輩が全力で後輩を倒しにいくのも、技術を伝える授業ではいいのかもしれないなあ。こういうことも、ボクが今ぼんやり考えている「あなたは何をしているんですか?」という問いの答えかもしれないなあ。
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