ミッドランドスクエアシネマで「ハングオーバー!!! 最後の反省会」を観ました。前作とその前の作品を観ていれば、彼らとはもう「仲間」なのです。どんな結末を迎えるのか観ておかないと。そんな仲間たちがそれぞれ、過去の自分との決着をつけて成長する物語…あ、いや、成長してないや。
何かとトラブルを引き起こしてばかりのアラン(ザック・ガリフィナーキス)。そんな彼の父親が心労を募らせて急死したのを機に、フィル(ブラッドリー・クーパー)、ステュ(エド・ヘルムズ)、ダグ(ジャスティン・バーサ)はアランの施設収容を決行することに。だが、施設へと向かう途中でギャングに4人が誘拐されてしまう。困惑するフィルたちに、ギャングのボスはアランがメル友として親交のあるアジア系ギャングのチャウ(ケン・チョン)が盗んだ金塊を取り戻すよう命じる。
なんかもう、みんなオトナになっちゃったなあ。あんな騒動を起こしていた頃とは違って分別のある人になろうとしている。そんな中でひとり、アランだけ変わっていない。しかし、今回は施設に入れることで周りがアランを変えようとする。
そしてもう一人、チャウも変わっていない。でも、アランも成長することを選択する。こうして、バカ騒ぎをしていたあの頃との別れを告げる…わけがない!
人ってそんなに変われませんよ。時間や社会が「あるべき姿」を強要しているだけ。そして、社会的地位を得ている人ほど、抑圧が強いのかもしれない。そんなことを、ラストシーンで思いました。ここから「ハングオーバー」が始まるんだけど、今回でおしまいなんだよなあ。残念。
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