ミッドランドスクエアシネマで「真夏の方程式」を観ました。ボクは湯川学を見るのは初めて。映画「容疑者Xの献身」も、ドラマ「ガリレオ」も観たことありません。それでも分かるのは、これは「ガリレオ」ではない。「真夏の方程式」だ。

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映画「真夏の方程式」大ヒット上映中

きれいな海に面した玻璃ヶ浦で計画されている、海底鉱物資源の開発。その説明会に招待された物理学者・湯川学(福山雅治)は、緑岩荘という旅館を滞在先に選ぶ。そして、そこで夏休みを過ごす旅館を営む川畑夫婦(前田吟、風吹ジュン)のおい、恭平と知り合う。次の朝、堤防下の岩場で緑岩荘に宿泊していたもう一人の客・塚原の変死体が発見される。図らずも事件に直面した湯川は、旅館廃業を考えていたという川畑夫婦や、夫婦の娘で環境保護活動に奔走する成実(杏)らと塚原の思わぬ因縁を知る。

引用元:映画『真夏の方程式』 – シネマトゥデイ

ドラマ「ガリレオ」は観ていなくても、いっぱい数式を書くシーンは知っている。「ガリレオ」の代名詞がそれだとしたら、この作品は「ガリレオ」でなない。「真夏の方程式」という、ひとつの作品です。

予告編では一瞬だったペットボトルロケットのシーンが、あんなに印象的だとは! 恭平との距離の縮め方が湯川らしい…って、ボクは「ガリレオ」を観たことないんだってば。それでも湯川のキャラクターが分かるのは、映画でもしっかり人物を描いてくれているからでしょう。

少年のひと夏の経験…にしては強烈なものなんだけど、そんな視点から見たらちょっとせつない。それはまるで、夏休みの終わりを迎えた頃の気分。これ、秋の気配をちょっと感じる頃に観ると一層味わい深くなるだろうな。