ボクの角膜内皮細胞が死んでいることが分かりました。あんまり死にすぎると大変なことになるみたい。写真を撮ってもらって分かったんだけど、そんなものが撮れるようになったんだ。医学の進歩って、すごいね。

コンタクトレンズをしている人は、角膜内皮細胞が減るスピードも早くなりがちなんだって。コンタクトレンズがふたをする形になって酸素が角膜に届きにくくなるから、酸素不足で細胞が死んでしまうそうだ。年を取るにつれて減っていくものでもあるらしい。

そして、細胞の数が減ることはあっても増えることはない。減りすぎてしまうと白内障の手術ができなくなるそうだ。数十年後に困った事にならないように、なるべくこれ以上減らさないようにしないと。

それが分かったのは、コンタクトレンズを補充しに、検査を兼ねて眼科に買いに行ったから。見え方や眼圧を計る他に、角膜内皮細胞の写真を撮るという項目が加わってました。

写真を撮る前に、酸素をよく通すシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズを薦めてくれていました。ボクが使っているコンタクトレンズを選ぶ人が、その病院ではほとんどいなくなったということからなんですが、角膜内皮細胞が減っているボクの目の写真を見たら、そりゃ酸素をよく通すタイプを選びますよね。

お試しでつけたレンズは、これまでのものとは全然違う! ピタッとくっついたら、まるでレンズをつけていないかのようだ。やっぱり違うんだなあ、シリコーンハイドロゲル素材って。コンタクト消毒液のトライアルキットもつけてもらえました。

シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズって、いつできたんだろう。次世代レンズ素材とも言われているので、最近なのかな。技術の進歩で体にいいものができることもあるので、あんまり固執してちゃいけないな。「これ、いいですよ」って言われたら試してみるスタンスはこれからも続けよう。