映画「スター・トレック イントゥ・ダークネス」を、109シネマズ名古屋できのう観ました。戦闘シーンに圧倒したけど、帰りにストーリーを思い出していたら「こち亀(こちら葛飾区亀有公園前派出所)みたいなところ、なかったっけ?」ってことになりました。

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』|オフィシャルサイト

西暦2259年、カーク(クリス・パイン)が指揮するUSSエンタープライズは、未知の惑星の探索中に巨大な地殻変動に遭遇。彼は深刻なルール違反を犯してまで原住民と副長スポック(ザカリー・クイント)を救おうと試みるが、地球に戻ると船長を解任されてしまう。ちょうど同じ頃、ロンドンの宇宙艦隊データ基地が何者かによって破壊され……。

引用元:映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』 – シネマトゥデイ

やんちゃな部下と、たしなめる上司

船長を解任されるところが「こち亀」っぽいなあと。決して「バカモン!」と声を荒げた時にガラスが割れるとか建物が壊れるってことはないんですが、やんちゃな部下に手を焼く、ってところが「こち亀」と似てる、って思ったんです。ここまでで、主なキャラクターの性格や関係が分かるので、スター・トレックシリーズを初めて観るボクでも置いて行かれることはありませんでした。

どのキャラクターも魅力的

予告編は何度も観ていたけど、こんなストーリーになっているとは思わなかった。敵と見方が単純に分かれているのではなく、それぞれの理由があって行動を起こしているので、納得するんです。だからと言ってその行動に賛同することはなく、悪は悪として描かれてる。こういうのを「それぞれのキャラクターが立っている」と言うんでしょうか。

スポック、かなり成長しちゃったんじゃない?

ボクはスター・トレックシリーズは初めて観るので、副長のスポックより「Dr.スランプ」のスコップくんの方がなじみがあるんですが、この作品を観ているだけでも彼の性格が分かりました。でも、この作品ではかなりスポックの心が熱くなってる気がしました。ここまでの経験をしちゃったら、次の作品からに影響が出るんじゃないかなあ。でも、もし次回の作品が作られることになって、それもJ・J・エイブラムスが監督をすることになるんならきっと大丈夫だ、ここまでのストーリーを撮ることができるんだから、と思えた作品でした。