109シネマズ名古屋で「トランスフォーマー/ロストエイジ」を観る。トランスフォーマーの戦いだけじゃない。同時進行する別のストーリー。そして、終わったと思ったらそれはまだ序章に過ぎなかった…的な、マイケル・ベイ監督の作風は健在。
ディセプティコンとの激戦から4年。発明家のケイド(マーク・ウォールバーグ)はかなり安い値段でトラックを手に入れるが、それは何とオプティマスだった。そこへオプティマスらトランスフォーマーを取り締まる政府の秘密機関KSIが登場。ケイドと家族はKSIに抗いピンチになるも、オプティマスに助けられる。そのころ、新しいディセプティコン、ロックダウンが地球に出現。さらにはダイナボットも復活し、オプティマスは捕まってしまう。
引用元:映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』 – シネマトゥデイ
2時間45分かあ…と思いながら観に行ったけど、長く感じなかった。それは前作の「ダークサイド・ムーン」を観ているから慣れていたのかな。この作品も、終わったと思ったらまだまだ先は長かった。
「ダークサイド・ムーン」とちょっと違うかな、と感じるのは、どっか覚めた視点があること。いきなり「最近の映画は過去作のリメイクや独占ばかり」なんてセリフを言わせるんだもん。やっぱり、心の中で「あんたが言うなよ」って突っ込んじゃうもんね。
さらに、あるシーンでMCハマーの「U Can’t Touch This」が流れた時は5秒くらい経ってその意味が分かり、思わず声を出して笑いそうになりました。「ダークサイド・ムーン」をはっきり覚えていないんだけど、あの作品にはここまでのものは入ってなかった気がする。
マイケル・ ベイ監督の作品は、おいしいんだけど食べ散らかしや食べ残しが多い、と感じてます。ストーリーは面白くて、それで十分楽しめるんだけど、細かい所を気にしていない感じがあるので、矛盾点が気になるとそこに引っかかりすぎてストーリーを追えない…ということがあるかも。多少の粗さは無視して観るのがよさそう。そこで好き嫌いが分かれるところです。
2時間45分の中に、違うタイプのストーリーと別のお話が入っている感じ。だから当然、上映時間が長くなる。それがロボットアクションに興味のない人でも楽しめるようになっている作りなのかもしれないな。
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