ラジオで仕事をする時に欠かせない相棒が行方不明になって一週間、新しい相棒にするかとも思ってましたが、無事見つかりました。ボクはあいつがいないと仕事がうまくいかないことに気がつきましたよ。

そいつは「サウンドプロデューサー」っていう、業界関係者が使うストップウォッチです。

SEIKO セイコー サウンドプロデューサー SVAX001

音が出ないのが最高なのです

なにが優れてる、って、スタートやストップの時に、音が出ないこと! これ、意外と重要で、録音ブースに持ち込んだ時に「ピッ」なんて音をさせたらいけないわけです。スポーツショップで見かけるものって、音が出るものが多いんですよね。

ラジオDJやナレーターは、音の出ないストップウオッチを探すのに苦労しているんです。もし音の出ないストップウオッチを売っている業者があったら、パッケージに「スタートやストップの音が出ない!」って書くだけで、売れ行きが変わると思いますよ。

ストップウオッチ機能と、タイマー機能

この「サウンドプロデューサー」は1秒単位でしか測れないけど、ラジオではむしろそのくらいでちょうどいいと思ってます。そして、他のストップウォッチと違うのは、ゼロからのスタートでなくてもいいってこと

テンキーから入力して、例えば3分15秒から、という時間からでもカウントをしてくれます。

タイマー機能もあるので、指定した時間をセットしてスタートを押せば、カウントダウンしていきます。

計算機能もついてます

あと、ボクにとって大切なのは、時間の計算ができること。計算モードにして、テンキー入力すればOK。それをストップウオッチやタイマーに反映させることができる。いちいち入力しなおす必要がない。

先週のラジオをやる時にカバンに入ってないのに気づいたんです。イントロやアウトロに乗る時にストップウオッチを使ったり、何分何秒までしゃべったらいいかを計算する時に使ってます。普通のストップウオッチや手計算でも問題ないんだけど、しっくり来なかったなあ。

もうしゃべる時にはどちらかの手にサウンドプロデューサーを握っていないと気持ち悪くなってるんだね。こいつを買って、もう22年。これからも大切に使っていこう…って、置き忘れてっちゃいけないね。

SEIKO セイコー サウンドプロデューサー SVAX001

行方不明になる前の最後に使ったのは、大阪都構想の住民投票結果のニュース速報を入れた時。てことは、東海ラジオに置いてきたんだってこと。どこに置いてたかは記憶がなかったんだけど、ニュースを読むフロアに置いてありましたよ。