きょうから毎週日曜は早起きです。車で仕事に行く途中コンビニに寄りましたが、ボクのほかにも突然お客さんが切れ間なく来たらしく、外のゴミ置き場にゴミ袋がそのままになっていて、さらに、ゴミがいっぱいのゴミ箱がむき出しになってました。早朝は店員が少ないですからね。忙しいと、手が回らない。
で、車の中にいると、ゴミ置き場のゴミをネコが狙ってるのが見えました。よさそうな食べものがあるのは見えているみたいだけど、しっかり縛ってあるので、出すことはできません。警戒しながら鼻をゴミ袋にくっつけて「いいものみたいだけど…見えてるんだけど…取れないなあ」と思っている様子。
そうこうしているうちにネコはあきらめて、今度はゴミでいっぱいのゴミ箱の方へ。こっちは縛ってないから、食べものを持っていき放題。ネコが近づく…んですが、なにしろお客さんがひっきりなしに出入りするから、近づこうにも近づけない。結局あきらめてしまいました。人の少ない日曜の朝、ネコも朝ごはんを探しに必死。
さらに、仕事が終わって車を運転していると、前方の路肩になんかもぞもぞと動くものが。ん…? と思ってよーく見たら、子ネコ! 生まれて数ヶ月くらいであろう子ネコが、路肩でごそごそ動いてる!
おいおい、動くなよ、飛び出すなよ…と思いながら、最徐行。無事通過した先には、ひと回りもふた回りも大きい、同じ色のネコがゆっくり歩いてくる。きっと親ネコです。「まったくもう、アタシの子ども、どこいっちゃたのかしら?」という感じで、ひょこひょこ歩いてる。おーい、あんたの子どもは、その先の車が通るところにいるよ! 早く連れてってくれ! まあ、そのあともボクの車の後ろからは車が来る気配はなかったんで、あの子ネコは大丈夫だったと思うけど…。
例えば、万一轢いちゃったら、親ネコは突然、ぐったりした子ネコを見ることになるんだろうな。で、傷口をペロペロなめて、それでも子ネコは起き上がらなくって、とりあえず子ネコをくわえて、どこかひっそりとしたところに運んで行って、ずーっと、ずーっと、子ネコをペロペロなめるんだろうな。もうその子ネコは二度と起き上がることはないのに…。
そんなこと考えたら、絶対に安全運転しようと、心に固く誓ったのであります。
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