TOHOシネマズ名古屋ベイシティで「ヴィジット」を観る。怖いだけじゃなかった。シャマラン監督ならではの味つけなんだね、この作品。
休暇を過ごすため田舎にある母方の祖父母の家を訪れた姉弟は、優しく穏やかな二人に歓迎されるが、三つの奇妙な約束を伝えられる。楽しい時間を過ごす、好きなものは遠慮なく食べる、そして夜9時半以降は部屋から出てはいけないという内容だった。しかし、夜に変な気配を察知し起きてしまった姉弟は、恐怖のあまり約束を破ってドアを開けてしまい……。
シャマラン監督と聞いてまずボクが思い出すのが「シックス・センス」。ラストでひっくり返されるあの感じはビックリした。その頃から、シャマラン監督の作品は怖いものだって刷り込まれてました。
この作品も怖いんだけど、それ以上に成長物語だって感じました。怖がらせるのは、成長するための味付けなんじゃないかって思うくらい。
姉も弟もトラウマを抱えていて、それを乗り越えていく。そして、エンディングロールでのシーンはものすごくハッピーに見えた。でも、あんな経験をしたんなら、別のトラウマが生まれたんじゃないの…?
怖がらせるばかりじゃなくて、笑わせるセリフもちりばめられている。こういう作り方はシャマラン監督しかできないんだろうなあ。
コメントを残す