TOHOシネマズ名古屋ベイシティで「ピンクとグレー」を観る。のめり込んで観ていたら、途中できれいに裏切られた! 演技はもちろん、行定勲監督の手腕も光った作品!
知名度のほとんどない俳優・河田大貴(菅田将暉)は、少年時代から友情を深めてきた人気俳優、白木蓮吾(中島裕翔)が急死したことで一躍世間の注目の的に。白木はなぜこの世を去ったのか。自ら命を絶ったのか他殺なのか。混沌とした状況の中、河田は……。
彼がなぜ死んだのか。そんなことはどうでもよくなってしまうくらいの展開!
少年時代に知り合って、人気俳優になっていき、突然この世を去ってしまった彼。彼がなぜ死んだのか、ボクなりの理由を考えながら観ていました。…でもさ! でもね! 途中から、そんなこともぶっ飛んでしまったよ!
しばらく気持ちが落ち着かなくて。目隠しされてどっかに連れて行かれて、それを外された時の感じに似てるんじゃないかな。「ここはどこー?」って。ま、ボクはそんなことされたことないけど。
とにかく、そんな自分の位置を見失ってしまったような感覚になったのは確か。こんな展開を受け入れられるなんて、行定勲監督の手腕が光ったものでした。世界が変わったような感覚も、役者の皆さんの演技が素晴らしかったから。
「分かり合った友達」って、どういうことを言うんだろう
友達のことって、ひょっとして「分かったつもり」になっているだけかもしれないな。心を開いていないというわけではなく、やっぱり他人だから。その人になりきってみても、本当のところはわからないんだろうな。
一見寂しいことかもしれないけど、それを乗り越えられることだってあるんだ。クライマックスで、そんなことを感じました。
サッカー選手に例えたらこんなタイプ
華麗なテクニックを持っているので、前線で勝負させたい。
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