TOHOシネマズ名古屋ベイシティで「さらば あぶない刑事」を観る。これぞ「あぶない刑事」。そして、そんな中に隠れているように見えた、人生の夢であり、目的とは。
長きにわたり横浜の平和を守ってきた刑事コンビ、タカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)。定年を5日後に控えながらも、彼らは宿敵・銀星会の残党を追い、覚せい剤や拳銃が扱われるブラックマーケットの襲撃などを行っていた。そんな中、世界各国の闇市場や裏社会での縄張りを拡大している中南米マフィアが彼らの前に立ちはだかる。彼らの日本進出を阻止しようとするタカとユージだが、その戦いに横浜中の犯罪組織も絡んでいく。危険地帯と化した横浜で、二人は一世一代の勝負に挑むが……。
時が経っても「あぶない刑事」そのままだ!
これまでの「あぶない刑事」シリーズを観ていたら「おお! これこれ!」と思ってしまう。あのテイストがそのまんま。時が流れて役どころに変化があっても、全然変わってない。
変わってない、とはいえタカとユージが定年5日前という設定だからね。定年後どうするかについて、タカとユージは時々その夢を語り合う。タカの夢には納得、ユージの夢って、え、それなの…?
ユージの夢が、ある意味真理かも
ユージの夢について、観終わった後考えてたんだけど、ふと思った。「いろいろあるけど、結局そこに落ち着くんだな」と。ボクがあと20年年を取ったら、そういう考えになるのかもしれない。
今の時代にいるかなあ、こういうヒーロー
この作品は間違いなく「あぶない刑事」を観ていた世代に向けてのものだけど、知らない人も観てもらいたい。30年前はこんなテイストのものをテレビドラマとしてやっていたんだ、ってことを思うから。
タカもユージも、向かうところ敵なしのヒーロー。こんな奴はいないって思うかもしれない。でも、こういった、ある意味破天荒な人物を見て憧れるってことが、今の時代にあってもいいかもなあ。
サッカー選手に例えたらこんなタイプ
レジェンドと呼ばれるクラスになった、ゲームの司令塔。中盤でバランスを見ながらの攻撃参加や守備はこれまでの経験があればこそ。
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