109シネマズ名古屋で「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」を観る。前作でやりきったと思われる世界観をパワーアップさせたのは、パロディーの力。
映画『HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス』オフィシャルサイト 2016年5月14日(土)ROADSHOW 世界からパンティが消える。正義が消える。
世界からパンティーが消えていく状況で、色丞狂介(鈴木亮平)は姫野愛子(清水富美加)のパンティーをかぶり、変態仮面として悪を倒していた。複雑な感情を抱く愛子はパンティーを返してもらったが、狂介と愛子の心にすれ違いが生まれてしまう。愛子に対してひそかに好意を寄せる同級生の真琴正(柳楽優弥)は、愛子を傷つける狂介を憎いと感じていた。そんな中、変態仮面の前に新たな敵が出現し……。
全力の変態演技が生み出すリアリティー
演技の力がある人たちが、全力でやっているから、おもしろい。ギャグばかりになってしまってリアリティーがなくなってしまいそうな世界を、全力で支えている。ひょっとしたら、こういう世界もあるのではないか…って、ないか、絶対に。
パロディーの力で世界観が広がった!
今回は、いろんな作品を借りながら物語が進んでいく。予告編からも「あ、スパイダーマンね」ってことが分かるし、この他にも「あ、これはあの作品のパロディーだ」ってものが入っている。変態仮面の世界だけではない広がりが出ているかな。ま、変態仮面の世界は前作で描き切っちゃってるところもあるかもしれないしね。
キーマンとして登場している安田顕さんはこの作品に欠かせないし、この人が出るのか! という驚きもあった。まさか、あのミュージシャンが出ているとは思わなかったよ!
サッカー選手に例えたら、こんなタイプ
その威圧感でゴールを守るキーパー。勘が冴えている時のシュートコースの読みっぷりは見事。ゾーンに入っていると、ゴールを奪うのは不可能。
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