109シネマズ名古屋で「テラフォーマーズ」を観る。これぞ今の映画! と思わせる迫力あるビジュアル。ボクの脳をビンビン刺激した!
21世紀、地球では猛烈な人口増加が起き、人類は火星への移住を計画する。まずはコケと古来から地球に生息するある生物を火星へと送り込み、地球化への道を探る。500年後、移住計画の最終段階としてその生物の駆除のため火星に15人の隊員が派遣されるが、小町小吉(伊藤英明)以外は高額の報酬が目当てで……。
背景、ビジュアル…。映像をものすごく楽しんだ!
近未来をイメージした地球の様子に「おっ!」と思う。「ブレードランナー」のようだ。CGも使われているだろうけど、違和感がそれほどなく受け入れられるようになったのは、テクノロジーの進化だよな。
違和感がそれほどない、といえば、隊員たちがあることをした後のビジュアル。これもよくできている。この作品は、こういうビジュアルを楽しむものだな。
原作のどこを描くか、どこを思い切って省略するか
未完のマンガを映画化するのは難しい、というのがボクの考え。映画の中で一応、話を終わらせなければならないから。だから、原作のどこを厚めに描き、どこを省略するかという構成が大事になってくる。
想定している時間には収まらないだろうし、かといって原作のすべてを描くわけにはいかない。ストーリーを進めるために思い切った構成にしているような感じもしたが、それをビジュアルが大きくカバーしていた。
終わった後、続きが観たいと思った。そう思う魅力がこの作品にはあるということなのだ。
サッカー選手に例えたら、こんなタイプ
トラップ・パス・ドリブル、それぞれに「魅せる」ものを持っているプレーヤー。中盤の攻撃の起点を担う。
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