TOHOシネマズ名古屋ベイシティで「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」を観る。諸外国、いいなあ! 明るい表情を求めて、移住したくなる。

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映画『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』公式サイト

これまで政府に目の上のたんこぶ扱いされてきた映画監督のマイケル・ムーアは、ある日、アメリカ国防総省のお偉方たちにある相談を持ち掛けられる。彼らの必死の訴えに心を動かされた彼は、国防総省に代わり自分が侵略者として世界中に出動することを提案する。ムーアは空母ロナルド・レーガンに乗り込み、ヨーロッパへと向かう。

引用元:映画『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』 – シネマトゥデイ

イタリアはいい国だ!

侵略先のイタリアでは、有給休暇が年に8週間ある。それを観て、ボクは「イタリアって、なんていい国なんだ!」と思ったよ。

ボクの場合は有給休暇はないんです。休んだら収入がなくなっちゃいますから。ただ、ボクは別に働かなくてもお金がもらえることをうらやましいとは思っていない。休みを取ることについて後ろめたさのないことを、うらやましいと思ったんです。

日本の仕事量、多すぎ?

日本だと、なぜか休みを取ることは申し訳ないことだと思っちゃう。仕事がたまるとか、周りに迷惑をかけちゃうとか、考えてしまう。でも、それってよく考えたら変ですよね。

休んで仕事がたまるというのは、決められた労働時間でできる仕事量をオーバーしてるってことなんだよね。一日8時間労働で週5日、つまり一週間で40時間ぶんの仕事量が本来与えられるべきなんでしょう。

各国には余裕がある。その秘密は国のシステムにありそうだ

日本もマイケル・ムーアのように侵略しなければならない。この作品で彼が言っている「侵略」とは、各国のいい所を持って帰ること。つまり、より良い国にするために諸外国のシステムを見てみるという構成になっています。

この作品で侵略先となった国々を観ていると、暗いムードを感じない。生き生きしているというか、余裕があるというか。やっぱり、ある程度の保証があると人は生き生きしてくるんだなあ。

日本はいつの間にか、生活のすべてを仕事に捧げんばかりの生活になってしまっている。だから生活に余裕がなくなってしまうんじゃないかと思った。また、仕事だけじゃなくて食生活や教育のことでも、侵略先の国々から感じるのは、登場してくる現地の方々の表情に余裕があること。

何かに追われているような日々を送っているのは、幸せではないのかも。この作品で「人生は一度きりなんだから」と言っていた人がとても印象的だ。

サッカー選手に例えたら、こんなタイプ

とても深い考えのもとにプレーをしている。相手の攻撃を読んで、コースを切るディフェンダー。