ホームタウン制とテレビ局の中継は、なかなか相容れないものがある。

バスケットボールBリーグが開幕。それまであったふたつのリーグが統合した、はじめてのシーズン。


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昨シーズンはNBLの実況をした関係で、ちゃんと知ったのはその時から。その時に「おもしろいなあ」と思ったんですよ。

残り時間が少なくなってからの、ファウルゲーム。数手先の展開を想像しながら観るのは楽しい。あと何回、攻撃できるチャンスがあるんだろう…って。

そのほかにも、LEDコートで派手に演出したBリーグだけど、3年もたないんじゃないかって声もある。

 NBLとbjリーグを合わせて34だったチーム数は36に増え、選手のレベルと試合の質の低下も大きな課題として残っている。Bリーグは5月の理事会で、資金難のため公式戦開催が困難になったチームを対象に上限1億円の資金援助をする制度の導入を決めた。「Bリーグは3年もたない」と言う関係者もいる中、先行きの厳しさを最も理解しているのが川淵氏かもしれない。

引用元:ド派手に開幕したBリーグに関係者から不安の声「3年もたない」 – ライブドアニュース

お金の面で、ね。でも、何をしたら経営に行き詰まるのか、とかは、先輩としてサッカーJリーグがあるので、それを見習っていけばいいんじゃないかなあ。

ボクが「Bリーグ、難しいな」と思うのが、テレビが取り上げにくいところ。広い地域が放送エリアのテレビ局では、中継を取り上げるのはちょっと難しい。

ホームタウンが基本的に市区町村単位、ですからね。愛知県のB1リーグでいえば、名古屋市にはドルフィンズ、刈谷市にはシーホース、ネオフェニックスが豊橋市。

このチームをテレビで取り上げるのは難しいですよね。愛知・岐阜・三重が放送エリアのテレビ局では無理だし、愛知県だけが放送エリアだとしても。

ボクは、ホームタウン制を敷いているスポーツは、テレビとの相性は悪いと考えています。エリアの規模としては、ケーブルテレビ局が取り上げるのがちょうどいいんですよ。

ホームタウンで生活している人とチームが、テレビを介さないで直接つながるといいんだろうな。ショッピングモールで試合中継が放送されているのが、いちばんいいのかも。

アリーナ向けにラジオ実況なら、ボクもお力になれるかも。「今のがトラベリングです」とか「チームファウルが5回、フリースローが与えられます」とか、美術館の音声ガイダンスのようなイメージ。…あ、それはアリーナDJの役割か。

ホームタウンになってたら、行ってみるといいですよ、Bリーグも、Jリーグも。