打ち合わせの時、今使っている名刺を出して、しばらく話していると、けっこうな頻度で言われる。「連絡先をいただけませんか?」と。
スポーツ実況の打ち合わせだと、資料をメールで送ってもらえることが多い。その時に言われるんですよ。こうやって。
「え、メールアドレス入ってないの? 名刺に?」って思われそうだけど、ないんですよ、これが。デザインはもう、6年くらい変わってない。6年前だってメールは使ってただろうと言われれば、そうなんだけど。
まあ、ボクらなんて水商売ですからね。水商売の名刺にメールアドレスは入っていない。お店を出る時に「今日はありがとう」とかわいく手書きで書くのが、水商売の名刺だ。
メールアドレスを、と言われたら事務所のアドレスをその都度、書けばいい。そうすれば、事務所に届いてそれが転送され、電話で「今メール送ったから見てください」と連絡がくるのだ。ただ「その電話、いる?」とは思うが。
名刺をこっちの世界の入口にできないか
そんなシステムでやっていてもいいのだが「最近、ちょっともったいないかな」という気になっている。名刺を、こっちの世界の入口にした方がいいんじゃないか、と思っている。
名刺にQRコードを印刷する。そこを入口にして、各サイトに飛んでいってもらえればいいのではないだろうか。
「資料を送りたいので、メールアドレスを…」「では、この名刺のQRコードを読み取ってください」ってな感じで。メールアドレスを知るついでに、YouTube にアップしている朗読なんかを知ってもらえれば、おもしろいんじゃないかなあ。
「めんどくさい。こっちはさっさとメールで資料を送りたいんだ!」って、怒られそうだな。メールアドレスくらいは印刷しておこうか。携帯電話の番号は、その都度書くことにして。
こっちの世界を充実させておいて、名刺を入口に入ってきてもらえれば「こんなことできるんだ。じゃあ、お願いしてみようかな」と思ってもらえるかも。そのためにも、せっせとこっちの世界をつくっていかないといけないな。
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