109シネマズ名古屋で「武士の献立」を観ました。こうなりたいっていう夢や目標はあるけど、現実はなかなかうまくいかないもの。でも、そこで腐っちゃダメなんだよね。

映画『武士の献立』12月14日(土)全国ロードショー

春(上戸彩)は人並み外れた料理の才能と味覚を持っていたが、勝ち気過ぎてたった1年で婚家から離縁を言い渡される。加賀藩で料理方を務める舟木伝内(西田敏行)に料理の腕を見込まれた彼女は、彼のたっての願いで伝内の息子安信(高良健吾)のもとへ嫁ぐことに。だが、包丁侍の家に生まれた跡取り息子の夫は料理が大の苦手で……。

引用元:映画『武士の献立』 – シネマトゥデイ

時代劇だけど、斬り合うシーンは全然ない。料理方という視点からの歴史絵巻。そうだよね、地味かもしれないけど、きっと昔も「料理」は戦略のひとつとして捉えられていてもおかしくないよね。

春が安信の気持ちを徐々に変えていくのを観ていると、やっぱり誰と一緒になるかでその後の人生が大きく変わるなあって思う。突然やってくる運命を受け入れるか、抵抗をし続けるかという、ふたりの性格も対照的。

意のままにならない運命の中で最善を尽くすことが、その後の人生を充実させていくってことも感じたなあ。与えられたカードでどうやっていい役を作るかを考えないと。

…あ、これは全然関係ないけど、前田土佐守直躬を演じた鹿賀丈史さんに既視感を覚えたんだけど、よーく考えて分かった。テレビ番組「料理の鉄人」だ。