109シネマズ名古屋で「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」を観る。興奮する戦闘シーンと、考えさせられるテーマ。相反するようなものが、バランスよく配置されていた!

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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ|映画|マーベル|Marvel|

アベンジャーズのリーダーとなった、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)。しかし、彼らが世界各地で繰り広げた戦いが甚大な被害を及ぼしたことが問題になる。さらに、それを回避するためにアベンジャーズは国際的政府組織の管理下に置かれ、活動を制限されることに。アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)はこの処置に賛成するが、自発的に平和を守るべきだと考えるキャプテン・アメリカはそんな彼に反発。二人のにらみ合いが激化していく中、世界を震撼(しんかん)させるテロ事件が起きてしまう。

引用元:映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』 – シネマトゥデイ

最初から全力! 一気に世界にはまっていく!

最初っから出し惜しみなしの迫力は「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」を思い出す。あの作品も「はーい、今回の戦闘シーンの迫力はこんな感じでーす!」って感じに見えたっけ。

ある場所での戦闘シーンも、それぞれのキャラクターの能力を遺憾なく発揮したものになっている。かっこいい。そして「こんなの絶対、民間人も巻き添えになってるよなあ」と思う。

ヒーローの陰に民間人がいる、ということから逃れられない

そう、最近のヒーロー映画は、民間人の視点が盛り込まれる。「いくらヒーローが正義のために戦ってるっていっても、民間人を巻き添えにしていいの?」という疑問が解消されなければ、その世界に感情移入できなくなっている時代なのだ。

この作品も、その疑問に答えるような展開になっていく。そして、それがストーリーに深みを出している。観終わって「かっこよかったねえ!」という気持ちになりながら「正義ってなんだろう」と考えさせられる。こういう両面展開をするなんて!

少し長めの上映時間だけど、「そろそろこれが観たかったんでしょ?」と言わんばかりのタイミングで戦闘シーンに向かっていく。よく考えられている展開だ…! ストーリー展開の参考になるよ、ホントに。

サッカー選手に例えたら、こんなタイプ

派手なプレーのが目立つけど、緻密に計算されたポジショニングを取るストライカー。相当クレバーな選手。