109シネマズ名古屋で「デッドプール」を観る。魅力的なキャラクターだ。あと2時間観ていたかった。
ウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)は、以前は優秀な特殊部隊の傭兵(ようへい)として活躍していたが、今は悪者を気まぐれに痛めつけては金を稼いでいる。すっかり正義のヒーロー気取りの彼は恋人との結婚も決まり幸福の絶頂にあったが、いきなり末期ガンだと診断される。とある組織にガンを根治できると聞いたウェイドは、彼らに同行して人体実験を受ける。
アメリカン変態仮面、見参!
観始めて思った。これは「アメリカン変態仮面」だ。マスクをかぶっているとどこか似ているような気もするし、アクションのひとつひとつを観ても変態仮面の動きのようだ。
デッドプールも変態仮面も、両方観た。デッドプールはふざけていくけど、変態仮面は真面目にやる。それが変態仮面のコメディっぽさになってるんだけど、デッドプールっぽく、もっとふざけてもいいかもしれないね。
なんか、好感もてるね。世のため人のために戦うっていうことではなく、自分のことが大事っていうヒーロー。そりゃ、あんなことされた後は、ああいう行動をとるよ。そこへ「世のため人のために闘え」って言われてもねえ…。
闇を抱えているから、おバカも愛おしい
ヒーローになるつもりはなかった彼が、なぜデッドプールになったのか。その作品はそこも描いている。こんな闇を観ちゃうと、あれだけおバカなことをしていても許せてしまう。
どうしてもおバカなノリを観ちゃうけど、印象に残ってるのはウィルソンが恋人に話しかけようとするも、ためらってしまうシーン。あの演出はせつなかったなあ。
あっという間だったね。彼の悪ノリをもっと観ていたい。あと2時間あってもよかったな。
サッカー選手に例えたら、こんなタイプ
フィールドを狭しと駆け回るミッドフィールダー。前線との呼吸が合えば強い。
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