109シネマズ名古屋で「永遠の0」を観ました。2013年に観た作品は重複も含めて68本。その中で一番心に残った…! まさか、今年いちばんがこの時期に出るとは…! 戦争という状況を抜いても伝わってくる「次の世代に伝える覚悟」に脱帽…。

映画『永遠の0』大ヒット上映中!

祖母の葬儀の席で会ったことのない実の祖父・宮部久蔵(岡田准一)の存在を聞いた佐伯健太郎(三浦春馬)。進路に迷っていた健太郎は、太平洋戦争の終戦間際に特攻隊員として出撃した零戦パイロットだったという祖父のことが気に掛かり、かつての戦友たちを訪ねる。そして、天才的な技術を持ちながら“海軍一の臆病者”と呼ばれ、生還することにこだわった祖父の思いも寄らない真実を健太郎は知ることとなり……。

引用元:映画『永遠の0』 – シネマトゥデイ

途中で「あれ、確かいたよな…」と思った所が見事にクリアになるし、全部観終わった後になぜ祖母の葬儀で祖父があんなに泣き崩れたのかも分かる。途中まで思っていたことが、最後で全部ひっくり返った! セリフ以上に映像でも語ってるところだらけだ!

そう思ったのは、全部観終わって十数分経ってからだった。頭の中でもう一度再生した時に引っかかったのは、特攻隊員として出撃する宮部の表情。彼の思いを感じることができる、いいシーンでした。

岡田准一さんの演技が、宮部久蔵という人物をしっかり語っていました。宮部の本当の強さが何なのかがにじみ出てきてました。

戦争のことはもちろん、自分が先輩から引き継いだものをきちんと後輩に渡さないといけないなあ…とボクが思ったのも、自分がそういう年齢になってきたからかもしれませんね。