TOHOシネマズ名古屋ベイシティで「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を観る。ボクの感想をひと言にすれば「J.J.エイブラムス、やりやがったーっ!」。ネタバレなしで語りましょう。

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」サイトトップページ

スター・ウォーズ/フォースの覚醒|映画|スター・ウォーズ|STAR WARS|

序盤を観ていて、ボクは「新しいけど古い! 古いけど新しいよ!」という感想でした。でも、それがすっかり消えて「J.J.エイブラムス、やりやがったーっ!」という感想になりました。そう思ったのは、色彩のバランスにあると思ったんだけど、それは映像制作に詳しい人に聞いてみたい。

スター・ウォーズなんてビッグタイトルを引き継ぐなんて、ものすごく多くの課題がありますよね。これまでのファンを満足させなきゃいけないし、新しいお客さんを獲得しなきゃいけない。それらをスター・ウォーズの世界観を壊さないで完成させるなんて、大変な作業だ!

でも、そのバランスを見事に取って作り上げたのが、監督のJ.J.エイブラムス。シーンのひとつひとつ、カットのひとつひとつまで目を配っているのを感じるくらい、丁寧。

ボクの印象がグラデーションやモーションピクチャーのようにスイッチしていきました。「15秒でどこが変わったんでしょうか?」という映像クイズのような、あの感じ。過去と未来をつなげる見事なバランスでした。