TOHOシネマズ名古屋ベイシティで「美しい星」を観る。銀や緑の体でなくても宇宙人にみえる不思議。
予報が当たらないと話題の気象予報士・重一郎(リリー・フランキー)は、さほど不満もなく日々適当に過ごしていた。ある日、空飛ぶ円盤と遭遇した彼は、自分は火星人で人類を救う使命があると突然覚醒する。一方、息子の一雄(亀梨和也)は水星人、娘の暁子(橋本愛)は金星人として目覚め、それぞれの方法で世界を救おうと使命感に燃えるが、妻の伊余子(中嶋朋子)だけは覚醒せず地球人のままで……。
読むのが下手だったのは、そういうことか
原稿を読む、ということをやっていると、重一郎の「読めてなさ」っぷりが気になる。アナウンスがなってない、この読み方ではテレビに出られないはずなのに……って思ってしまうレベル。
でも、それが間違ってたことに気づいたのは、重一郎が「覚醒」してからのテレビ出演。迫力ある訴えは、前半とは別人。そういうことだったのか!
「ぽい」んですよ、異星人たちが
橋本愛さんは金星人っぽい。リリー・フランキーさんは火星人っぽい。なんとなく分かってもらえるかなあ、この感じ。そうなると亀梨和也さんも水星人っぽく見えてくるから不思議だ。
リリーさんだけじゃなく、橋本さんも亀梨さんも、覚醒してからはそれまでの雰囲気と変わった。それが地球人から見ると違和感がある。この違和感が、宇宙人にみえてくる。「ワレワレハウチュウジンダ」というようなステレオタイプなものではなく、こういうアプローチからも宇宙人にみえるのか。
環境のことが言われるようになって、もう何十年になるでしょうか。公害という日本の問題から地球温暖化という大きな規模の問題になっている。
公害の後、日本の環境には気を配られるようになってきた気がする。地球温暖化については各国の足並みが揃わない。そんな中で、アメリカがパリ協定からの脱退を表明した2017年。問題が身近に起こってからでは遅いんだけど……。
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