今、ラジオでしゃべることがまた面白くなってきています。今までも面白かったんだけど、それとは違う面白さ。
今までボクがラジオでしゃべってきたのって、ほとんど家内制手工業。選曲や構成、タイムキープなど、全部ひとりでやるタイプのもの。
野球中継の後のクッション枠、が多いですからね。中継が延びてきたらその時間が短くなるから、何分あるかは中継が終わってみないと分からない。
ひとりでしゃべるから、自分の意のままにトークをコントロールすることができる。でも、愛知県東海市と知多市をエリアにしているコミュニティFM、メディアスエフエムで担当している番組には相手がいるんです。
トークの引き出しがボクとはやっぱり違うからね。掛け合いのトークをして、ボクはいわゆる「普通のこと」についてはなんにもしゃべれないんだなあ、って思ってます。
まあ、同じ方向を向いているだけでは、掛け合いのトークの意味もなくなっちゃうからね。番組が始まって2ヶ月半、トークの視界が、今までとは逆の方向にばーっと広がっている感じがしています。
BRUTUS (ブルータス) 2014年 3/15号 [雑誌]
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