TOHOシネマズ東浦で「ラプラスの魔女」を観る。広瀬すずさん、櫻井翔さん、そのほか、俳優の表情を観て楽しみました。
離れた場所で二つの死亡事件が連続して発生し、両方同じ自然現象の下での硫化水素中毒死だと判明。さらに死亡した二人は知り合いであることがわかり、警察は地球化学の研究者である大学教授の青江(櫻井翔)に協力を依頼する。青江は事件性はないと考え調査を進めていると、そこに円華(広瀬すず)という女性が現れ……。
みどころなのが広瀬すずさんの表情
広瀬すずさんを最初に観たのは「海街diary」でした。なんて自然な演技をする人だろうと思いましたね。
この作品でも、それは健在。スクリーンでアップになる彼女の顔が印象的。
表情を観てると、感情が伝わってくるんですよ。それも、全部違う感情。
ミステリアスにみえたり、素直な女の子にみえたり。相手を不審がるような目でみたり、この人のことは信頼できるかなといううような目でみたりとか、恐怖が3の不安が7、というような目でみたりとか。
そういう「広瀬すず力」を楽しむってのがいいですよね。
ラストでは「え、この子誰?」と思うくらい、分からなかった。衣装とかメイクとか、違うところはありますよ。でもね、別人にみえるってことはないじゃないですか。
櫻井翔さんの表情も、よい
櫻井翔さん、ホントに、蚊帳の外に置かれている感というか、自分が中心にいるはずなのにどこか話から追いやられているような感じがする表情、すごくいいですよね。
「これはどこに向かっていくんだろう」っていうタイプの作品には櫻井さんの表情が抜群に合うよね。
そんな櫻井さんの表情が示しているとおり、気がついたらすごいことになってるなっていうことが味わえます。とんでもない所に来ちゃった、みたいな感じかなあ。
高嶋政伸さんも……!
個人的に気に入ったのは、高嶋政伸さんの、ホテルマンばりに謝ってからのアクション。あのドラマを思い出してしまったよ。
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