映画「スター・ウォーズ／最後のジェダイ」を観た。これまでのスター・ウォーズはこれで終わったかも、と感じた

TOHOシネマズ東浦で「スター・ウォーズ／最後のジェダイ」を観る。これでスター・ウォーズは終わった、と思った。三部作の2作目だけど、終わった、と思った。

古典「スター・ウォーズ」は、今作も健在

「スター・ウォーズ」っていうのは、歌舞伎だなあと思いました。映画における、古典芸能。前作にも感じたスター・ウォーズらしさは、今作も健在。

浅い映画鑑賞歴ですが、スター・ウォーズのストーリーを作る上で欠かせないのが「ミッション」だと思ってます。難解な作戦を遂行していく過程で生まれるハプニングにドキドキ、ハラハラするのが楽しい。

そして、この三部作にはいろんなキャラクターが登場しているので、彼や彼女たちがそれぞれの場所で成長していく。「ミッション」をメインストーリーとするなら、こういうサブストーリーも観ごたえある。

そんなふうに、何本もストーリーが進んでいくのを観ながらふと思ったんです。「あれ、これ、あらゆるものが終わってないか？」って。

それは同時に、これまでのスター・ウォーズからこれからのスター・ウォーズに徐々に変わっていくのを示唆しているのではないか、とも思ったのです。

次の作品は「こんなのスター・ウォーズじゃない！」という人が増えるかもしれない。これまでのスター・ウォーズにあった様式美は踏襲しているものの、表現の仕方がこれまでと違うものを作る余地を作った、って感じたんですよ。

スター・ウォーズは、これからも続くシリーズ。この三部作が終わったら、次の三部作を作ると発表されている。スター・ウォーズに新しい空気を吹き込むために、風通しをよくしておく必要がある、そんな意味もあった今作なんじゃないかと思いました。

まあ、浅い映画鑑賞歴なんで、この予想が当たるとは思わないけど、ボクはそう感じました。