ゲーム「桃太郎電鉄」シリーズが、ついに終了…。最近、新作が発表されなかったのは作者のさくまあきらサンの体調もあったんだろうけど、発売元のコナミとの関係がうまくいってないこともあったようです。そして、ついにさくまサンの終了宣言がツイートされました。
2015年6月2日は火曜日、ボクはラジオの準備をしてました。一息ついてTwitterを見たら、こんなツイートが!
コナミから何の連絡もない。こんな調子でずっとほったらかされた。ここに桃太郎電鉄は、正式に終了します。すべてコナミの石川が握り潰しました。
— さくま あきら (@isetta_23) 2015, 6月 2
さくまサン、最後通告をコナミにしてたんだなあ。さくまサンの奥様も、こんなツイートをしてました。
5月いっぱいまでに返事をくれるように言ってあったんですけど、土日にかかったので、6月2日まで待ちました。でも連絡ありませんでしたね。コナミの石川さん、どうしているのかな。 https://t.co/akQNi2hoqi
— 佐久間真理子 (@sakumariko) 2015, 6月 2
返事がなかったようですね。こういう形で終了なのは、本当に残念だ…。
桃太郎電鉄はいろんなことを教えてくれました
ボクにとって桃太郎電鉄は地理に強くなったり、名産を覚えるだけのゲームじゃなかったんです。さくまサンのサイトにある「仕事人裏日記」を読むと、当時の発売元だったハドソンのチームワークが素晴らしくよかったんです。トヨタ自動車の「カンバン方式」を参考にしているようで、プロジェクトの進め方を勉強させてもらってました。
そのうち、さくまサンのサイトからメールを送ったり、取材で名古屋にいらっしゃった時は連絡を取ってお会いしたりしてました。モバイルゲームの「桃太郎電鉄TOKAI」では、少しお手伝いをさせていただいたんですよ。
なんでボクなんかに? と最初は戸惑いましたが、素晴らしいチームワークをサイトで見ていたぶん、自分が迷惑かけちゃいけない、と必死でした。採用されるかは二の次で、聞かれたことをとにかく早く返信する、そのことだけに集中してました。
だから、今回のようにほっとかれるというのは、一番嫌なことだったんだと想像しています。今回だけじゃなくて、ずっとだったようですから…。
そういう関わりをさせてもらったプロジェクトだっただけに、こんな形で終わるのは本当に残念です。
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