109シネマズ名古屋で「オデッセイ」を観る。人類の英知を集めれば、不可能に見えることだってきっと解決する。そして、僕が思ったのは、孤独な生活を送っている中で飛び込んでくるメッセージのあったかさ。何かに似てると思っていたけど、そうだ、これはインターネットだ!

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映画『オデッセイ』オフィシャルサイト

火星での有人探査中に嵐に巻き込まれた宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)。乗組員はワトニーが死亡したと思い、火星を去るが、彼は生きていた。空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない危機的状況で、ワトニーは生き延びようとする。一方、NASAは世界中から科学者を結集し救出を企て、仲間たちもまた大胆な救出ミッションを敢行しようとしていた。

引用元:映画『オデッセイ』 – シネマトゥデイ

孤独な世界に降りてきた、通信という名の蜘蛛の糸

危機的状況をひとつひとつクリアしていく中で、ワトニーは通信手段を得る。誰とも話し相手がいない中、ビデオに記録しておくことで正常を保っているような生活から、通信ができるようになり、コミュニケーションが取れるようになった時のワトニーの喜びは、ボクも感じたことがある。

それは、初めて電子メールを使った時。遠く離れた友達から送られてくるテキストメッセージは、まるでそばにいるかのような錯覚を起こしました。

今はメールを使うことが当たり前になっちゃっているから忘れていたけど、思い出しましたよ。つながった! って喜んだあの時の興奮を。

やるじゃん、人間! この世界も悪くない

ワトニーを助けるために、意外なところから知恵を差し出される。これも、インターネットでつながった現代を表しているように見えた。地球のどこかに、問題を解決してくれる人がきっといるんだ、って。

人間、やるじゃん、って思った。自分がなに様だ、って感じなんだけど。人間もそんなに悪くないな、明日からまた、ちょっと生きてみるか、って思いました。

サッカー選手に例えたらこんなタイプ

守備的な選手。中盤もやれるし、センターバックでもいいかも。思い切ってゴールキーパー、でもいいかな。