松坂屋名古屋店の「愛知の地酒フェア」に行って来ました。愛知県の12の蔵元が参加していて、そのすべてのブースで試飲をしましたよ。

飲み比べてみて分かった。その土地の水や料理によってお酒の味や香りがぜんぜん違うんだね。常滑のお酒「白老(はくろう)」は、ガツンと来る濃厚な味。赤味噌・たまり醤油の食文化なので、それに負けない味を作り出しているんだって。

梅酒もありました。使っている梅は、常滑市に近い、知多市の佐布里梅。梅の酸味はあるんだけど、そんなに酸っぱいとは感じませんでしたよ。

常滑市のほか、阿久比町・東浦町と知多半島で生まれたものをはじめ、尾張・三河のお酒をいろいろ試飲。その中でも豊田市の菊石のラインナップは、この料理にはこのお酒、あの料理にはあのお酒…と、どんな料理が出ても合わせられるお酒があるなあ、と思いました。その中の一品を載っけておきましょう。

その土地と水、そして食文化が生み出す地酒の世界っておもしろいね。居酒屋で飲むよりも、その土地で飲んだほうが、そのお酒の味を覚えられるかもしれないなあ。