食後になんか甘いものが食べたくなって、ミスタードーナツに
駆け込んだんです。夜10時過ぎたっだんで、人もまばら。
店を見回すと、テキストのようなものを開いて
熱心に目を通してる女の人もいれば、おしゃべりしている
カップルもいてね。そんな時間はおろか、ミスタードーナツで
ゆっくり腰を据えてドーナツを食べるなんてこと
今まで経験したことなかったから、どこか居心地悪い。
「えーっと、ここで選んでいけばいいのかな…」と
怖々とショーケースをのぞき込んで、注文していた、その時!
自動ドアが開いて入ってきた人は、背が160ちょっとくらいで、
髪は長く、はっきりした目にややキリッとした眉。
もう、ボクの好みに超弩(ど)ストライク。
思わず「すいません! ボク、あなたのような感じの人
好みなんです! 写真撮らせてくれませんか!」と言って、
録らせてもらった… なんて妄想してたら、目があって。
オリデ君はなんか恥ずかしくなったとさ。
ところで、実際こんな風に「タイプなんです!
写真撮らせてください!」なんて言われたら、どんな気が
するんだろう? やっぱ怪しまれるかなあ? 言い方にも
よると思うんだけどなあ。言われても怪しまれずに、
それどころか気分が「♪」となるような言葉が見つかったら、
生活がハッピーになると思うんだけど。誰かいっしょに
考えてくれません?
ちなみに、「胴夏男」は、「どうなつ」に
「男(ミスター)」で、「ミスタードーナツ」という
ことなんだ! と一行目で分かっていただいた方、大好きです。
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