ちょっと遅れましたが、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」の、すし職人・小野次郎の回を見ました。そこでフランスの三つ星シェフ、ジョエル・ロブションが店を訪ねるシーンがあったときに思ったこと。

ミシュランの日本版が出版されるときに、どこを取材対象にするのかは、例えばロブションのような人からの人脈がひとつの決め手にあるのではないのかなあ。それはコネという感覚ではなく「ロブションさん、あなたが日本でいつも行く店はどこですか?」というようなリサーチの感じです。だから「あの店が載ってないのはおかしい」というのは、たまたまミシュランのネットワークに引っかからなかっただけなんだろうな。これ、ボクの勝手な推測ですけど。

こちらがそういうネットワークに入っていくには、やっぱりそこに知られていないとダメなんだよね。もちろん、そういう評判のお店はいずれ知られることになるんだろうし、そういうものに載るんだ! というモチベーションよりもお客さんに喜んでもらうんだという方が絶対間違いないけどね。