2014年4月1日から、radikoのエリアフリー聴取「radiko.jpプレミアム」がスタートします。月額350円(税別)で、全国の民放ラジオ局のおよそ6割が聴き放題となるサービスです。…そこまでして聴きたい?
プレスリリースには「特定のタレント出演番組やスポーツ中継など一部の番組を除く」とあるので、サービスをする民放ラジオ局の中にも聴けない番組があるかもしれない。
ボクは昔、名古屋にいながら遠くの民放ラジオ局を聴いていました。東京にあるニッポン放送とか、神戸にあるラジオ関西とか、福岡にある九州朝日放送とか。別に特別な装置を使わなくても、CDラジカセで聴けたんですよ。電波の特性で、深夜になると遠くまで飛ぶようになって、昼間には聴こえない民放ラジオ局が聴こえるようになるんです。
なので、ボクが当時の気持ちのままだったら、すごくテンションが上がるサービスなんだけど、今となっては「ふーん」としか思わない。年を取ったせいかなあ。
radikoプレミアムが始まって嬉しいと思うのは、遠くの民放ラジオ局を一生懸命聴いている人たちだよね。それ以外の人にとっては、各地の民放ラジオ局の番組が聴けるメリットって、そんなにない。
でも、逆から見れば「radikoプレミアムのサービスに入ってでも聴きたいという番組を作る」チャンスが生まれたわけだ。ローカルの魅力を生かしつつ、全国どこで聴いても通用するもの…あるいは、ローカルを無視して全国に発信する勢いで作ってしまうとか。ラジオは地元密着でなければならないという理屈は、radikoプレミアムに参加することで通らなくなるもんね。
で、ボクは「ふーん」としか思わないradikoプレミアムだけど、会員登録しますよ。名古屋じゃ聴けない番組、聴きたいもん。
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