109シネマズ名古屋で「007 スペクター」を観る。「スカイフォール」をイメージしてたら違った。思ったよりも華やかな007。いや、これが007なんだろうな。
ボンド(ダニエル・クレイグ)は、少年時代の思い出が詰まった生家“スカイフォール”で焼け残った写真を受け取る。彼はM(レイフ・ファインズ)が止めるのも無視して、その写真の謎を解き明かすため単身メキシコとローマを訪れる。死んだ犯罪者の妻ルチア(モニカ・ベルッチ)と滞在先で巡り合ったボンドは、悪の組織スペクターの存在を確信する。
観ていて戸惑うくらい、ボンドが強い。この戸惑いは前作の「スカイフォール」で描かれたボンドにクールな印象を持っていたからだ。
なので、最初はちょっと戸惑った。こんなに女の人が周りにいたっけ? と。ホントはそっちの方が007シリーズなんだけどね。
セリフにもユーモアがあるし、ボンドカーも登場するし、そうなんだ、これが007シリーズだと感じました。なんてったって、ボクは007シリーズは「スカイフォール」とこの作品しか観てないもの。
2015年は観ていてスカッとするタイプの作品が多かった。去年までは内面をえぐっていくような作品が多かったんだけど。この作品も観てスカッとするタイプのほう。リアリティがないと一蹴されていた時代を経て、また変わってきているのかな。
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